お葬式の時には当然その人の名前を呼ぶということになりますが仮にその前に戒名が決まっているとしても別にその名前で呼ぶ必要性はありませんから、通常の本名で呼ぶということが通例になっています。そもそもこうした名前は死んでからつけることが必須というわけではなく、仏の弟子になる、という意味でもありますから、当然生きている人でも戒名というのを持っている人もいます。
ただし宗派によっては法名と呼ぶこともありますし、色々と違いがあるわけですからそこまで気にするようなことでもないです。大抵のところは、納骨の前につけてもらうということが多いのでそもそも葬儀の時につけているという人はそんなに多いわけではないので覚えておくことです。
葬式をする時に必ずつけなければならないというわけではなく、また墓に入れる時にも必ずつけなければならないというわけでもないのが戒名です。特に公営墓地などでは別に宗教的にこだわられることがないのでそういう意味において非常に埋葬がしやすいという部分もあったりします。
ちなみに物凄く費用がかかることになりますから、名前をつけてもらうことにも金銭的な負担がかかる、ということがありますから、それも理解しておきましょう。