香典をいただいたら香典返しをするのが一般的ですが、その際には添え状も付けるのがマナーといえます。その際には添える言葉で頭を悩ませるのではないでしょうか。通夜や葬儀に来てもらった人に送る場合には、忙しい中で通夜や葬儀に足を運んでいただいたことに対する感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
直接香典返しを手渡すことができず郵送になることも多いですが、その場合には直接渡すことができないことに対するお詫びも伝えなくてはなりません。もちろん香典返しが遅れてしまわないようにするべきですが、慌ただしい中ということもあり遅れてしまうことも珍しくはありませんが、その場合には遅れてしまったことに対するお詫びの気持ちも書いておきましょう。
添え状を送ることはそう頻繁にあることではないからこそ、どんな内容がふさわしいのかわからないのは当然のことであり、失礼に当たらないようにと定型文を引用してしまいがちです。しかしそれでは、形式的になってしまい気持ちを伝えることができません。
句読点は使わないということや、重ね言葉は使わないという基本的なマナーには気をつける必要がありますが、自分の言葉で気持ちを伝えるようにするべきです。